2023年のプロ野球がまもなく開催されます。
パリーグの開幕は同時でなく、
- 3月30日(木)・・・北海道日本ハム-東北楽天。
- 3月31日(金)・・・埼玉西武-オリックス。
- 3月31日(金)・・・福岡ソフトバンク-千葉ロッテ。
という日程になります。
今回は、名誉あるパリーグ開幕投手予想2023と予想投手の前年(2022年)の成績を合わせて紹介します。
2023年はWBCもあるので代表選手は3月9日(木)から出場、勝ち続けた場合はアメリカで3月21日(火)に決勝戦が行われます。
もちろん優勝してほしいですが休む間もなく日本のプロ野球が開幕するので出場選手は体調維持が大変、開幕投手も急遽変わる可能性もありますね。
パリーグ開幕投手予想2023!オリックスバファローズ
パリーグ昨季優勝、オリックスバファローズの2023年開幕投手は山本由伸投手と予想します。
防御率 | 登板 | 先発 | 完投 | 勝利 | 敗戦 |
1.68 | 26 | 26 | 4 | 15 | 5 |
投球回 | 被本塁打 | 奪三振率 | 与四球 | 自責点 | 被打率 |
193 | 6 | 9.56 | 42 | 36 | .198 |
山本由伸投手はオリックスのエースというより、すでに日本プロ野球を代表するエースですからね。
これで開幕投手に選ばれなければ世界の7不思議になってしまいます。
何たって昨年まで2年連続、史上初の投手5冠ですから手に負えません。
防御率、勝利、勝率、奪三振に完封がすべて1位って並外れていますよね。
昔は勝ち星が多いのが一番すごいと思っていましたが勝ち星って打線の兼ね合いで5点取られても勝利投手になることがあります。
なので防御率が1位なのが一番凄いと思うんですが、5冠って!
ただ、普通に考えたら2023年も山本由伸投手の開幕投手は間違いないんですがWBCに出場するんですよね。
もちろん、WBCには大ルビッシュ有投手も出場するし山本投手におんぶにだっこってことはないでしょうが中心投手になることは間違いありません。
WBCの疲労で開幕投手に間に合わないということも考えられるんですよね。
となれば左のエース、若き宮城大弥投手という手もありますが宮城投手もWBCに出場します。
主力2投手がWBCに駆り出されたオリックスはプロ野球のレギュラーシーズンで調子を落とさなければいいのですが。
まあ、どちらのしても山本由伸投手は24歳とまだまだ若い、スタミナもあるということで開幕投手は大丈夫でしょう。
パリーグ開幕投手予想2023!福岡ソフトバンクホークス
パリーグの昨年は惜しくも2位に終わった福岡ソフトバンクホークスの2023年開幕投手は、東浜巨投手と予想します。
防御率 | 登板 | 先発 | 完投 | 勝利 | 敗戦 |
3.11 | 23 | 23 | 1 | 10 | 6 |
投球回 | 被本塁打 | 奪三振率 | 与四球 | 自責点 | 被打率 |
136 | 14 | 6.22 | 37 | 47 | .234 |
例年ならオリックスの山本由伸投手と並ぶパリーグの顔だった千賀滉大投手がソフトバンクの開幕投手を務めることが多かったんですが海外FAでニューヨークメッツへの移籍が決まり絶対的なエースはいなくなりました。
ただ、今回開幕投手予想をした東浜巨投手だって過去に開幕投手の経験があります。
さらに石川翔太投手も開幕投手の経験があります。
その中で東浜投手を予想したのは過去に最多勝の実績、さらには昨年ノーヒットノーラン達成と32歳になってさらに投球術がよくなりました。
昨年は最多勝を獲得した2027年以来5年ぶりの二けた勝利も達成し波に乗っている東浜投手は2023年のソフトバンク開幕投手になると予想します。
パリーグ開幕投手予想2023!埼玉西武ライオンズ
西武ライオンズは2021年に42年ぶりの最下位に沈んだわけですが昨年はAクラスのパリーグ3位まで復活。
Aクラス入りが出来たのが投手陣のがんばり多いと言われています。
そんな西武ライオンズの開幕投手予想2023は平良海馬投手になると思います。
追記
2月13日に高橋光成投手の3年連続開幕投手に決まりました。
平良海馬投手という大胆な予想をしまいたが外れました。
防御率 | 登板 | 先発 | 完投 | 勝利 | 敗戦 |
1.56 | 61 | 0 | 0 | 1 | 3 |
投球回 | 被本塁打 | 奪三振率 | 与四球 | 自責点 | 被打率 |
57.2 | 2 | 11.71 | 18 | 10 | .178 |
ホールド | HP | セーブ |
34 | 35 | 9 |
ええええ~~~!!!
という声が聞こえてきそうです。
普通に考えれば西武ライオンズのエース高橋光成投手でしょう。
昨年まで2年連続開幕投手で昨年は12勝8敗、防御率2.20、投球回175と素晴らしい成績ですから。
その高橋光成投手を押しのけて開幕投手に予想したのは平良海馬投手。
そう、今季から直訴して先発に転向したピッチャーです。
入団当初からリリーフで主に8回を投げていたんですが160キロの速球とコントロールのいい変化球は首脳陣としてもセットアッパーや抑えを任したいところですが本人は何年も前から先発志願でした。
今回、やっと本人の念願がかなって先発挑戦、平良投手もWBCを辞退しての先発挑戦なので並々ならぬ気持ちがあるでしょう。
失敗すればまたリリーフに逆戻りでしからね、是が日でも結果を残さなければいけません。
となるとオープン戦から調子を上げていくことが予想されるので開幕には十分間に合わせ絶好調の状態になると思います。
高橋光成投手に、3年連続開幕投手の強いこだわりがあるのか?
そこまでなければ平良海馬投手に決まると思います。
楽天ゴールデンイーグルスの開幕投手予想2023
パリーグ昨年4位の東北楽天ゴールデンイーグルス、2023年の開幕投手予想は田中将大投手になると思います。
防御率 | 登板 | 先発 | 完投 | 勝利 | 敗戦 |
3.31 | 25 | 25 | 1 | 9 | 12 |
投球回 | 被本塁打 | 奪三振率 | 与四球 | 自責点 | 被打率 |
163 | 16 | 6.96 | 30 | 60 | .258 |
というより石井監督早いよ・・・
何と2023年の開幕投手を2月13日の時点で発表しちゃいました。
さらに田中投手本人には、1日のキャップ初日に伝えたということなので投手陣で競争して掴むとか何もなかったんですね。
田中将大投手と言えば日米で開幕投手を務めたことがありメジャーのヤンキース時代には4度もあるってすごいですよね。
世界の舞台で活躍していたのが分かります。
昨季の成績は9勝12敗と日本球界に復帰してからは2年連続負け越しているんですが正直、打線の援護がない試合が多いですよね。
田中投手がレジェンド過ぎて若手が緊張しているのかも知れないですが2023年は早く勝ちを付けてあげることで今季は勝ち星が増えると思います。
また現在、日米通算190勝なのであと10勝で200勝の名球会入りです。
その点も考慮して石井監督は登板数を増やすために開幕投手に指名したかも知れないですね。
ただ、石井一久監督自身は名球会に全く興味がなく日米通算182勝で余力を残した状態で引退しました(笑)
千葉ロッテマリーンズ2023の開幕投手予想
パリーグでBクラスの4位に終わった昨年の千葉ロッテマリーンズ。
2023年の開幕投手は佐々木朗希投手になると予想します。
防御率 | 登板 | 先発 | 完投 | 勝利 | 敗戦 |
2.02 | 20 | 20 | 2 | 12 | 6 |
投球回 | 被本塁打 | 奪三振率 | 与四球 | 自責点 | 被打率 |
129.1 | 7 | 12.04 | 23 | 29 | .177 |
まあ、こちらは発表はまだでも人気、実力からして間違いないでしょう。
ただ、佐々木朗希投手もWBCに侍ジャパンの一員といて出場しますからね。
その影響で開幕に間に合わないということがなければいいんですが・・・
多少、違和感があれば佐々木朗希投手は日本の至宝ですから登板回避ということもあるでしょう。
その場合は、ベテラン石川歩投手が開幕投手か。
佐々木朗希投手にコンディション上の問題がなければ3月31日の開幕戦はまず間違い無し。
何たって昨年は開幕直後の4月10日はエンジン全開、完全試合を達成し、しかも13連続奪三振という今後絶対に破られそうにない記録まで作りました。
さらに次の試合でも8回まで完全試合、ただ球数が多かったので9回のマウンドにはあがらなかった”だけ”というとんでもない投手。
最速164キロでコントロールもいいから奪三振もバッタバタですね。
千葉ロッテマリーンズの開幕投手は佐々木朗希で間違いなし。
パリーグ開幕投手予想2023!北海道日本ハムファイターズ
パリーグ最下位に終わった昨年の日本ハムファイターズ。
新庄ビックボス就任1年目の昨季は新人でドラフト8位の北山亘基投手を開幕投手に指名しました。
これが新庄監督らしいと言えばらしいのですがその北山亘基投手は開幕戦以外は勝ちパターンの一翼を担い活躍。
となると2023年の開幕投手は加藤貴之投手になると予想します。
防御率 | 登板 | 先発 | 完投 | 勝利 | 敗戦 |
2.01 | 22 | 21 | 3 | 8 | 7 |
投球回 | 被本塁打 | 奪三振率 | 与四球 | 自責点 | 被打率 |
147.2 | 9 | 5.97 | 11 | 33 | .226 |
今年30歳になる加藤貴之投手は入団1年目から1軍で先発ローテーションとして活躍し今年で8年目。
今まで二けた勝利が無いのが不思議なんですが昨年も規定投球回数に達しながら8勝7敗という成績、しかし防御率2.01はオリックス山本由伸投手、ソフトバンク千賀滉大投手に次いで3位です。
それで二けた勝てなかったのは昨年の日本ハム打線の弱いところで加藤貴之投手にとっては可哀そうでしたね。
昨季のシーズン11与四球はプロ野球が2リーグ制になってから規定投球回到達者の中で最少という記録です、もっと評価されていいですよね。
これだけ安定感のあるピッチングをしてくれれば2023年は初の二けた勝利も行くでしょう。
新庄監督がまた妙な考えでオープン戦で結果を残したルーキーとかに開幕投手を任せたら怖いですが実績を重視してくれれば加藤貴之投手で開幕はいくでしょう。
まとめ
今回の記事は、まもなく始まる2023年のプロ野球、パリーグの開幕投手予想でした。
開幕戦と言えばレギュラーシーズンで見れば143試合の中の1試合ですが、その最初の試合で勝つか負けるかで勢いが違ってきます。
だからこそ開幕戦は特別と言われるし、ベテランピッチャーも開幕戦は緊張すると言います。
今回予想した2023年のパリーグ開幕投手は正直、鉄板のチームが多かったですね。
ちょっと予想が難しかったのはソフトバンクと西武です。
ソフトバンクは多くのファンが難しいと言うかも知れないですが、西武は普通に考えれば高橋光成投手ですからね。
それでもあえて先発転向した平良海馬投手を開幕投手に予想しました。
平良投手に関して結婚発表もしたことだし、さらに野球に打ち込むと思います。
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