同棲しているといろんなことが起こります。
恋人同士、様々な事情で別れるのは仕方のないことでしょう。
それでもずっと二人で暮らしていて、ある日突然、ポツンと一人ぼっちになるのは、かなり寂しいものがあります。
同棲して出て行かれた側としては、二人で過ごした部屋に残されるわけですから静かな空間に思い出だけが蘇ってきます。
同棲を解消してもなかなか平常心には戻らないですよね。
出て行く側と出て行かれた側では、それぞれの言い分があるでしょう。
今回は、彼女の出て行かれ残された彼氏の体験談を紹介します。
同棲して出て行かれた側の体験
同棲して出て行かれた側の気持ちは恋人同士によって違いはあるでしょう。
出て行ってくれてせいせいしたとうい人もいるかも知れません。
二人が同棲を始めたのは交際して3ヶ月が経った頃でした。
元々、会社の同僚として知ってはいましたが付き合う関係では無かったです。
ただ、入社して1年もしないうちの彼女の方は家庭の事情で退職。
それ以来、全く会わない日が2年ほどあったんですよね。
2年後に同僚グループで遊んでいるときに当時彼女と仲の良かった別の女性が久しぶりに会ってみたいからと電話してみんなで会うことになりました。
そこからグループ交際になり、彼女とは意気投合して二人だけで映画を見に行ったり、ディズニーランドにも行きました。
そして、ほどよく真剣交際が始まったんですがある日突然、彼女が父親と揉めて家を出てしまったんですね。
彼女の父親が会社社長のかなり厳しい人だったので家には、帰りたくないということでそのまま同棲がスタート。
しばらく駆け落ちのような状態だったんですが彼女の母親に駅で見つかり、逃げて帰ってきた彼女でしたが逃げ回っても仕方ないということで彼女を説得し家まで連れて行きました。
そこで同棲は解消し、彼女は実家で私は一人暮らしのまま付き合う予定でしたが、彼女の両親がなぜか交際を認めてくれて同棲は継続することになったんですよね。
彼女の性格は真面目で前面に出るタイプではなく割と控えめな女性でした。
料理はちゃんとする、人の悪口は言わない、本当に素敵な女性だったんですね。
でも何ていうか男ってバカなんですよね。
こんなにいろいろやってくれるのに飽きる時期があるというか、おとなし過ぎると逆につまらないと思うようになってしまうんです。
それが二人で外食をしたきについ出てしまった言葉があるんです。
何かしゃべれよ!
彼女としては久しぶりの外食だったので嬉しかったと思います。
それが「何かしゃべれよ!」の一言で下を向いて目に涙を浮かべてしまいました。
仕事で嫌なことも重なってつい言ってはいけない言葉を発してしまいました・・・
毎日の生活でずっと一緒にいる状態が長いと、しんどいと思うようになってしまったんですよね。
好きなのは間違いないけど一人の時間の欲しい。
それを口には出せないけどだんだんと態度で分かるようになってしまったのでしょう。
彼女は急に同棲を解消して部屋を出て行くと言い出しました・・・
本来ずっと一人になりたい、一人の時間が欲しいと思っていたのに急にそんなことを言われて焦りました。
心の中で本当にそれでいいのか?走馬灯のようにこれまでの楽しかったことだけが思い出してきたのです。
いやだ、冗談だろ?
そこから彼女は止めるのも聞かず出て行きました。
出て行かれた側の鼓動が止まず、自分のこれまでのおこないを後悔する。
彼女の荷物はまだ家にあるから夜には帰ってくるだろうと願いもむなしく帰ってこない。
性格の良い彼女だったんで喧嘩することはなかった。
だからこそ別れを決めたときは、一気に居なくなってしまうということが分かりました。
同棲を解消して残された方の気持ちは?
同棲から彼女に出て行かれた側の彼氏はこんな感情になるなんて数日前までは全く思わなかったことです。
ところがいざ彼女が消えてたとなると・・・
出て行く方より残された方がかなり寂しいし辛い。
なぜなら同棲を解消して彼女は居なくなっても居た形跡はずっと残っています。
二人で買った思い出の品、ちょっとした物でも彼女のことを思い出すと泣けてくる。
冷蔵庫の中だって彼女の飲みかけだったコーヒーはしばらく捨てられなかった・・・
残っていた彼女の服や荷物はこっちが仕事に行ってる間に取りに来たようで全て無くなっていました。
こんな寂しい思いをするならとっとと引っ越せばいいと思っても、いつか帰ってくるかも知れない。
そう思うと引越しをすることすら出来ない状態でした。
残された方というか同棲して出て行かれた側の気持ちがこんなに寂しくもあり辛くなるとは思わなかった。
同棲して別れる確率
どんな恋人同士だって同棲するときは別れるつもりで同棲するカップルはいないと思います。
しかし悲しいかな同棲から最終なゴール、結婚までたどり着くのはわずか約2割しかいないんですよね。
残りの8割は別れてしまうというのが現実です。
同棲は常に一緒に居る、一緒に暮らして見えてくるのもあるのでこんなはずじゃなかったってことがよく起こるんですよね。
勢いだけで同棲してしまう。
どちらも同じ価値観があればいいんですが最初は彼氏が積極的でもそのうち彼女がベタベタするのがうざく思えてくるようになったりします。
彼女の方も本当はもっと頼りがいのある男だと思っていたのに実際は何もしない、いつもゲームばかりしている彼氏となると一気に心も冷めてしまいます。
そうなると同棲って本当に素晴らしいものなのか迷いが生じてきますよね。
恋愛、そして結婚ではじめて一緒に暮らすのが良いのか難しいところですね。
まとめ
今回の記事は同棲して出て行かれた側の体験談でした。
結婚前の同棲は結婚してから後悔しないために前もって相手を知るチャンスでもあります。
しかし同棲することによってやはり見えてくるものがあるので別れに繋がるケースも多いんですよね。
出て行かれた側は、ラッキーと思う人もいれば、ずっと後悔する人もいる。
ホントひきこもごもです。
それは同棲から結婚に至らないケースが8割もいるということ分かると思います。
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