横浜DeNAベイスターズが2024年優勝するには、先発投手陣の底上げが不可欠です。
昨季の横浜DeNAベイスターズは三浦大輔監督の3年目、セリーグ3位という成績でした。
ただし、74勝は優勝した1998年の79勝に次ぐ勝利数です。
その中でチーム防御率3.16はセリーグ3位ですがベイスターズとしては1971年の2.31に次ぐ好成績、もはや昭和の時代です。
しかし2024年の先発ローテーションはちょっと昨季よりはちょっと厳しいですよね。
WBCにも出場した今永昇太投手は2024年はポスティングシステムを利用してMLBのカブスに移籍しました。
また、MLBで2020年のサイ・ヤング賞投手、昨季横浜DeNAペイスターズに所属して活躍したトレバー・バウアー投手もメジャー復帰を目指している状況なのでベイスターズとの契約は不透明な状態です。
そんな中、今回は横浜DeNAベイスターズの開幕投手予想2024と先発ローテーション予想を行います!
横浜DeNAベイスターズ開幕投手予想2024
横浜DeNAベイスターズの開幕投手は2021年から毎年変わっています。
21年が濵口遥大投手、22年が東克樹投手、そして昨季23年が石田健大投手でした。
これまで開幕戦は4年連続敗戦となっているのですが開幕戦というのはたかが一番最初の1試合というわけではありません。
2024年を占う大事な初戦ですから絶対に勝ちたいところです、ではどの投手が2024年の開幕投手に選ばれるのか予想しました!
ベイスターズ開幕投手予想2024は東克樹投手
横浜DeNAベイスターズの開幕投手予想2024は2017年のドラフト1位、東克樹投手です。
東克樹投手はルーキーイヤーに24試合登板していきなり二けた勝利の11勝5敗、防御率2.45の好成績で新人王を獲得しました。
防御率はリーグ2位、勝ち星はチームトップだったのでいきなりチームの顔になったかと思ったらシーズン終了後に故障が判明。
2年目からは故障の影響もあり出場機会んいも恵まれず苦しい時期がありましたが昨季、奇跡の復活をしました!
東克樹投手の年度別成績
年度 | 登板 | 勝利 | 敗北 | 完投 | 完封勝 | 無四球 | 勝率 | 投球回 | 三振 | 防御率 |
2018 | 24 | 11 | 5 | 1 | 1 | 0 | .688 | 154 | 155 | 2.45 |
2019 | 7 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | .667 | 38.1 | 31 | 3.76 |
2021 | 3 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | .333 | 19.2 | 20 | 2.29 |
2022 | 12 | 1 | 6 | 0 | 0 | 0 | .143 | 50.2 | 41 | 4.62 |
2023 | 24 | 16 | 3 | 4 | 2 | 4 | .842 | 172.1 | 133 | 1.98 |
通算 | 70 | 33 | 18 | 5 | 3 | 4 | .647 | 435 | 380 | 2.63 |
復活した東克樹投手の昨季は凄かったですね。
16勝はダントツの最多勝、さらに3敗しかしてないので最高勝率のタイトルも獲得しています。
防御率は阪神の村上投手に次いで2位でしたがそれでも1点台の1.98という素晴らしい成績でした。
横浜DeNAベイスターズの中で昨季規定投球回数に達したのは東投手と今永投手の二人だけです。
そのうちのひとり、今永投手がメジャーに移籍したとなると東克樹投手が今季の絶対的エースと言っていいでしょう。
その結果、2024年の開幕第1戦、開幕投手予想は東克樹投手で間違いありません。
横浜DeNAベイスターズ先発ローテーション予想2024
横浜DeNAベイスターズの2024年、開幕投手(第1戦)は東克樹投手と予想しました。
東克樹投手に次ぐ2戦目以降の先発ローテーション予想についても詳しく紹介します。
昨季(2023)成績
名前 | 登板 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 投球回 | 防御率 |
東克樹投手 | 24 | 16 | 3 | .842 | 172.1 | 1.98 |
大貫晋一 | 13 | 5 | 4 | .556 | 76.1 | 2.95 |
平良拳太郎 | 11 | 4 | 4 | .500 | 59.1 | 3.49 |
石田健大 | 23 | 4 | 9 | .308 | 118 | 3.97 |
森唯斗 | 6 | 2 | 3 | .400 | 29.1 | 4.60 |
濵口遥大 | 14 | 3 | 7 | .300 | 68 | 4.50 |
2024年は開幕投手予想の東投手以外の先発ローテーションはちょっと厳しくなりそうですね。
今永投手とバウアー投手がいない先発投手陣はやはり迫力に欠けます。
ベイスターズ先発ローテーション2戦目予想 大貫晋一投手
横浜DeNAベイスターズ先発ローテーション予想2024の2戦目は大貫晋一投手になると思います。
- 右投げ右打ち
- 181mc/73kg
- 2018年ドラフト3位
登板:13
勝敗:5勝4敗
完投:1 (1完封)
勝率:.556
投球回:76.1
防御率:2.95
WHIP:0.98
奪三振率:6.48
大貫晋一投手は2022年は自己最多の11勝をあげたのですが昨季は入団以来自己ワーストの年になってしまいました。
開幕前に故障離脱して4月後半には復帰したもののなかなか本調子に戻らず5勝止まり。
ただ、その5勝目が本拠地最終戦で自身初の完封勝利だったんですよね。
しかもそれが100球未満(マダックス)の94勝で終えるという完璧さ、2024年シーズンに繋げたということですね。
最速150キロのストーレートと多彩な変化球で内野ゴロを量産します。
ベイスターズ先発ローテーション3戦目予想 平良拳太郎投手
横浜DeNAベイスターズ先発ローテーション予想2024の3戦目は平良拳太郎投手になると思います。
- 右投げ右打ち
- 180mc/80kg
- 2013年ドラフト5位
登板:11
勝敗:4勝4敗
完投:0
勝率:.500
投球回:59.1
防御率:3.49
WHIP:1.20
奪三振率:9.25
平良拳太郎投手の昨季は2021年にトミージョン手術を受けた影響で中10日前後の間隔をあけての登板が多かったんですね。
開幕から先発ローテーション入りを果たし4月、5月は良かったんですけどね、その後打ち込まれてしまい2軍での焼成が長かったので最終的には11試合の登板で4勝止まりになってしまいました。
ストレートは最速148キロとそこまで速くはないですが変化球を打者の低めに集めて内野ゴロを量産するタイプなのでハマったときは結構、好投します。
なので2024年のベイスターズで先発ローテーション3戦目は平良拳太郎投手という予想で大丈夫でしょう。
ベイスターズ先発ローテーション4戦目予想 石田健大投手
横浜DeNAベイスターズ先発ローテーション予想2024の4戦目は石田健大投手になると思います。
- 左投左打
- 180mc/85kg
- 2014年ドラフト2位
登板:23
勝敗:4勝9敗
完投:0
勝率:.308
投球回:118
防御率:3.97
WHIP:1.33
奪三振率:7.55
石田健大投手これまで横浜ベイスターズで3度の開幕投手つを務めています。
入団3年目の2017年に初の開幕投手として6回3失点のQSでしたが負け投手。
翌年2018年も二年連続開幕投手でしたが5回5失点で自責点2の負け投手。
そして昨年2023年は5年ぶりの開幕投手でしたが4回4失点で自責点2の負け投手。
ルーキーイヤーが1軍の試合に出ているのですがなかなか大きく覚醒しないですね。
昨季は自己ワーストの9敗だったんですが30歳という年齢はもうひと華咲かせられるでしょう。
ベイスターズ先発ローテーション5戦目予想 森唯斗投手
横浜DeNAベイスターズ先発ローテーション予想2024の5戦目は森唯斗投手になると思います。
- 右投右打
- 175mc/91kg
- 2013年ドラフト2位
登板:6
勝敗:2勝3敗
完投:0
勝率:.400
投球回:29.1
防御率:4.60
WHIP:1.26
奪三振率:8.28
森唯斗投手は昨季までソフトバンクホークスで活躍していた投手ですが昨季は故障もあり思うような成績が出せずシーズン終了後の戦力外になりました。
ソフトバンクでは2018年からはクローザーとして活躍し2022年からは先発に転向したんですが結果が良くなかったんですよね。
それでもベイスターズ首脳陣は2018年から3年連続で30セーブをクリアしたという実力を高く評価して獲得したようです。
そなると故障についてはすでに完治しているという判断でしょう。
2024年の開幕投手は先発ローテーションピッチャーとして予想していますが数試合成績を残せないとリリーフに回る可能性はあります。
ベイスターズ先発ローテーション6戦目予想 濵口遥大投手
横浜DeNAベイスターズ先発ローテーション予想2024の6戦目は濵口遥大投手になると思います。
- 右投左打
- 173mc/80kg
- 2016年ドラフト1位
登板:14
勝敗:3勝7敗
完投:1
勝率:.300
投球回:29.1
防御率:4.50
WHIP:1.56
奪三振率:7.41
濵口遥大投手もドラフト1位で入団してルーキーイヤーは二けたの10勝をあげて新人特別賞を受賞したんですが通算7年でそこがキャリアハイなんですよね。
2021年は初の開幕投手も務めたんですが3回6失点、自責点5という散々な内容でした。
昨季の3勝は自己ワースト、防御率も4.50では悲しい成績でしよね。
まあ、そこが2024年の先発ローテーション予想6戦目ということなんですがもう後がない状況です。
昨季は開幕から5連敗したんですが終わってみれば3勝7敗、途中からはある程度調子を上げてきた感じです。
オフにはプエルトリコのウインターリーグにも参戦して防御率2.68の成績でチームの優勝に貢献し2024年は良い感じでスタートが切れるのではないでしょうか。
まとめ
今回の記事は、横浜DeNAベイスターズ2024年の開幕投手予想と先発ローテーション予想でした。
ベイスターズはハッキリ言って先発ローテーションピッチャーがいないですね。
無理くり感がいがめないです。
まあ、それもエースだった今永昇太投手がポスティングシステムでシカゴカブスに移籍。
昨季、先発ローテーションとして活躍していたトレバー・バウアー投手もメジャー復帰を目指し退団。
この状況では2024年の先発投手陣は厳しいですよね
ただ、東投手のようにルーキーイヤーに活躍してそこから3年間はダメだったけど昨季、奇跡の復活どころかそれ以上の大活躍した例もありますからね。
平良投手や濱口投手は2024年大化けする可能性も秘めていると思います。
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